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クレオパトラの美の秘密 

クレオパトラの美の秘密
クレオパトラとエジプトの王妃展より ~9月23日 東京国立博物館

クレオパトラは絶世の美女であると言いますが、
それはカエサルと、アントニウス、二人のローマの名将の心をとらえたからでしょうか?
カエサルやクレオパトラのお話は皆さんご存知と思いますので、
敢えて、彼女の美貌についてのお話をいたしましょう。

          クレオパトラ展 ポスター クレオパトラとエジプトの王妃展   ポスター

クレオパトラは、プトレマイオス朝の最期のファラオ。
クレオパトラ7世フィロパトル(ギリシア語: Κλεοπάτρα Ζ' Φιλοπάτωρ, ラテン語: Cleopatra VII Philopator, 紀元前69年 - 紀元前30年8月12日)。
彼女は共同統治者として、弟のプトレマイオス13世、プトレマイオス14世、
そしてカエサルとの息子と言われているカエサリオンをプトレマイオス15世として選んでいます。

そもそもプトレマイオス朝の初代は、アレクサンドロスに仕えた武将です。
プトレマイオスとはギリシャ人に多いい名前です。
マケドニア出身のギリシャ人であり、
アレクサンドロスの為にギリシャから招へいされたアリストテレスが教えたミエザ学堂の一員で、学友でした。
マケドニア人とでも申しましょうか。
アレクサンドロスの大遠征は、
ギリシャ人(ヘレネス)の文化。オリエント文化とギリシャ文化の融合ヘレニズム文化を花開かせます。
アレクサンドロス大王の死後、ディアドコイ(後継者)の一人として 帝国分裂後古代エジプトを治めました。
首都はアレクサンドリア。海の美しい地中海屈指の大都市は、ヘレニズム文化の中心にありました。

           カイトベイ  カイトベイ

王朝は、エジプトの伝統を取り入れて血族結婚により、
エジプト人の血統を入れず、血脈を保ったとされてます。約200年の系譜です。

ギリシャ系と考えるのが妥当ではないでしょうか?
クレオパトラがアフリカ人と言う説は、
トルコのエフェソスにおいて、アルシノエ4世(クレオパトラの妹)の墓からの遺骨が、
ギリシャ系とアフリカ系の混血だったことによります。
けれどもそれは推定年齢が、若すぎて、そぐわないと言う説があります。ここらも神秘な所ですね。

今残る伝聞でない当時を知るものは?
子供を3人もなしたアントニウスが作らせたクレオパトラ銀貨にその肖像がありました。
裏側はアントニウスの肖像だそうです。

            クレオパトラ銀貨 クレオパトラ銀貨 

皆様は何をお感じになりましたか?クレオパトラが亡くなったのは39歳。
アントニウスと結ばれたのは、27歳ぐらい。
妖艶な女性を想われますか?
むしろ意志の強い、母親らしい治世者をイメージします。

今回のポスターではひときわ白く見える頭像です。髪は、緩やかにウェーブし、髪は結い上げられてます。
唇は小さく、目は二重で、アフリカンでは無さそうです。

地震と水位の上昇などでクレオパトラの宮殿も今は青い海の中に沈んでしまいました。
手がかりが少ないことも神秘を呼びます
また、世界の七不思議と言われたアレクサンドリアの大灯台もないです。
会場には、アレクサンドリアの真っ青な海の映像が印象的です。
アレクサンドリアは、東地中海と紅海を通じてインド洋の南海貿易を行い、巨額の富を得ていました。
その富を都市建設、文化人の招聘など、繁栄を極めました。
「世界の結び目」と言われました。。
その繁栄は。「アレクサンドリアにないものは雪ばかり」と言わしめたそうです。

          アレクサンドリア灯台 アレクサンドリア灯台 想像図

その宮殿に育った、文化高く、経済に富んだ都の特別な教育と感性を持った若き女性治政者
クレオパトラは数か国を流暢に話し、会話力の優れた女性だったようです。
ローマを支配する権力と知性のカエサル,副将のアントニウスの心をとらえたものは
総合的な美しさ、高いヘレニズム文化を持つ女性であり、話が通じる存在、理解者でなかったのはないでしょうか?
誇り高い姿勢は、妹がかつてローマで引き回しにあったように、辱めを受けずに自殺します。
果たして、ローマの皇帝が、淫乱な若いばかりの女を愛人にし、後援者となるでしょうか?
彼等にとっては、そんなものいくらでもいるのです。
唯一の愛をささげるにふさわしい、二人の歴史に名を残すほどの実力者がそう思ったのは、そこらにいない女性。
セクシーな方面に話をもっていきたがる、後年の人々の創作が、邪魔してる。
彼女の美しかったと言われる声、それより、美徳は、
話の中身、そして、全体的な人間性ではなかっただろうか?
豊かな文化と学問、貿易による世界的な視野、知性が生み出した、、
すなわちアレキサンドリアが育てた宝石であったから。


           平成館 シーリング  カフェテリア 夏の午後

そんなことを考えつつ、、
「パトラと呼んでいいから、、」
「、、、、、」
「だから、パトラって、、」などと、冗談を言いつつ、お散歩は続いたのでした、

アイスをいただきながら、
「クレオパトラも、氷は口にしたことが無いのかしら?
日本だったら、長屋王のころから氷室があって、清少納言は銀の器がいいと、、」
「アレクサンドリアにないのは雪ばかり」
「、、、」
「ご存知ない?」 ww
まぁ、勉強不足で、いそいそしちゃった自分が悪い。悔しい。

それにしても、パトラが、おばさんだったなんて、、ショック、、。
言わなければよかった。もう、、もっと調べてけばよかった。わぁ~~ん。

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コメント

[C8353]

hippopon さん おはよう
一番乗り!!
外はさぶい…気持ちいい朝ないなったね
今の気温17℃だよ
予報も真っ赤な太陽暑くなりそう
さあ今日は分刻みの1日ポチだけでし・・・
いい1日して下され。
  • 2015-08-27 06:38
  • まあちゃん
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[C8354] hippoponさま、おはようございます。

韮崎アメダス、今朝の最低気温は19.8℃と昨日よりチョット暖かでした。
肌寒い日が続きましたが、今日は過ごしやすそうです。
今朝のニューヨーク終値は高騰したそうですね。
上海は????なので大丈夫??。
プトレマイオス朝・・・血族婚でしたか。
知りませんでした。

[C8355] まぁちゃんさん

おはようございます。
今朝、外が明るいので寝過ごしたかと思いました。
肌寒くて起きました。
なかなか健康的な眠りのサイクルに入ってます。
台風の後片付け大変だと思いますが、あまり無理せずなさってくださいね。

  • 2015-08-27 09:17
  • hippopon
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[C8356] MKさま

おはようございます。
昨日ねてる間に上げてましたね。
実弾が無くて、昨日の寄付きも、指をくわえてみてるだけでした。
今日は早くも7千円利益、損益はマダマダ回復しません。

明るい空から陽光もはいり、そうあつくもなく、
幸せ気分に浸ってます。
随分感じることが多かった一週間でした。
経験がものをいうのだとつくづく思いました。

血族婚については、
プトレマイオス朝の前でも、ミイラから、血族婚の事が分かったり、
DNA鑑定もできるようです。先天的な病気とかも。
プトレマイオス朝は調べやすいですが、
その向こうの3千年はまだこれからの事も多いい様ですよ。
ツタンカーメンが足がわるかったのは有名ですね。

ギリシャはオイディプス王ン話があるぐらいタブーでしょ。
かなり英断だと思います。
生物学的に興味がある問題にもなるようです。

7千円はアルバイトですと、行き帰りの時間もかかってなかなか。
有り難いとおもいます。

今日は、後からモーツワルト聞けるぐらい
穏やかなはじまりです。
少しづつ前に、前にです。
  • 2015-08-27 09:44
  • hippopon
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[C8357] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C8358] 8357さん

妖艶な美女は
シーザーに愛されて、本当はローマで子供の成長を夢見てた。
暗殺があって、エジプトに戻り、
知り合っていたはずの副官だったアントニーと出逢い
3人の子供を産み、育てて、家族は、エジプトで暮らしたかったのやも。
お金もあって豊かで,横取りに来る人がいなかったら
家族6人で暮らし カエサリオンはファラオになる。
幸せな暮らし、夫アント二ウスが 自分が死んだと思い自殺したことを知り彼女は愛に殉じた。
色恋の話でなく、家族の話よ。
よくオクタウィアヌスは、彼女がおばさんで欲しくなかったとかいうけど。
そんなこと考えるのは家族になったことが無い人の考えで、
子供がいて行く末をおもって、いたら、それは艶聞ではない。

色恋しか頭にないばかったれの考えそうなことで。
オクタウィアヌスは軍事的には弱かったけど、こころ得てた人。
カエサリオンは、後継者争いになる可能生があって、ころしたけど、残り3名のこどもは、アントニーの前妻で、オクタウィアヌスの姉妹に預けられ育ち身が立ってる。

クレオパトラの遺言はアントニーと一緒に葬られることでそれもかなえた。
オクタウィアヌスと言う人はなかなか賢帝で、
奥さんはどうしてもと、他の男の子供を身ごもったまま譲り受けて生涯大事にした様な人。
もとより、他人の、しかも身内だったこともある人の奥さんに
横恋慕したり無体なことしないはず。
クレオパトラが生きてれば、政治利用しようと思ったでしょうけど。
オクタウィアヌスは信じられる人だったのか、そうなったのか?
大人の采配。

クレイパトラとアントニーのお話は、その後の政治が書いたとも言えそう。
権力のためには男と寝る、淫婦であった方が、民衆はなっとくしたでしょうし、
民度としては低いわね。ww

彼女の姿は美しいと思うな。
頑張ったのよ、愛にも生きただろうし、遺言に子供たちの行く末を書かないはずもないでしょうし。

クレオパトラがいなければ、オクタウィアヌスにとってはカエサリオンの脅威もない。
権力闘争は、どっちが仕掛けたかは勝った方の言い分になるけ
市井の民だって、人に悪いことしても、自分の言い分で押し通す質の人はいるわけで、
おばちゃんより、為政者や、組織がやるんですものね。
正史の嘘はいくらでもあるし。英雄の嘘もある。
このコインみて本当に良かったと思ったの。
彼女は相当に優秀な人だったろうし、シーザーは女狂いだったけど、その彼が、ローマに連れ帰ってる。
頭の弱いおばちゃんならそこでおいてかれるでしょう?
後継者を育てるにふさわしい人でもあったのでしょう。

女が生きてゆく、
色々な生き様があると思う。
何時かは朽ちて、しゃれこうべになる。
そして現代はいかようにもできる。

要は覚悟。
覚悟のある人は強い。

そして知恵をもって美しい。

いとおしい魂だと思うな。
  • 2015-08-27 14:59
  • hippopon
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[C8359] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C8360]

こういう展覧会いいですね。
神戸市博物館で開催する「大英博物館展」も見てみたいですが。
そういえば、「クレオパトラとエジプトの王妃展」の方も10月から大阪へ巡回しますね。
同じ方面、セットで観られるけど行けないだろうな。
  • 2015-08-27 20:36
  • 気界
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[C8361] こんばんは(^-^)

パトラ~♪(´艸`*)

銀貨を見て・・・(一一")普通~
なんだかイメージと全然違いますね(^^ゞ

それに頭像も(´・ω・`)
髪は、緩やかにウェーブし、結い上げられて・・・
長~いおかっぱみたいなイメージだったのに(笑)

今となっては本当の姿なんて分からないけど、
みんながイメージするような妖艶な女性ではなく、
hippoponさんの仰るような総合的な美しさを持つ女性だったのかも(*'ω'*)

ねっ、パトラ~♪(笑)(笑)

[C8362] 気界さん

大英博物館展は見損ないました。
中々評判だったらしいですね。
これは、あまり特出した物もなく、華やかさに欠けるのですが、
予備知識をちょこっと持ってゆくと楽しめそうです。

アフリカンの顔立ちの王妃。
また、日本人のいいとこの奥さんふうな顔立ちなど。
改めて、彼らは誰で今どこに流されてきたか?
などとロマンがあります。

ひげを付けた王妃の賢母ぶりなども思いをはせると愉しいかと思います。
ハトシェプスト ティイ、ネフェルトイティがその他の王妃です。

  • 2015-08-27 20:54
  • hippopon
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[C8363] coconut punchさん

ありがとう!
誰も行ってくれないし、、(^^;)
余程、ウィリアムにパトラって命名しようかとおもうぐらい。

冗談なのにさ、、ねぇ。
エジプト風に鬘を付けて儀式には出たのではないかと言う記事も読みました。
王妃たちの顔を見てると、いろいろな想像が浮かんできました。

クレオパトラについては、後世色々な想像が膨らんだようですね。
今まであまり興味が無かったのですが、
クレオパトラは、カエサルの親族であるオクタウィアヌスの性格は知ってたはずです。
ましてや、アントニウスは、義兄弟だったこともある。
もう一度ゆっくり思いをはせてみたいと思いました。
美しさとはなにか?
醜さとは何か?

クレオパトラの娘の頭像はのこってます。アントニウスにですが、
コインと合わせると面影があるように思います。

ところで、パトラって、ネコの名前みたいね、、ww
台風の後、残念なこともあったと思いますが、頑張ってください!
  • 2015-08-27 21:30
  • hippopon
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[C8364] 8359さん

色々な愛の形がありますね。
結婚と言う制度によらない愛は壊れやすいけれども
それだけ、一刻一刻が切実で真剣。
安心しきた心持の安定は無いけど、緊張感があり
世間が無いぶん、純粋。

色々な事情を全部ひっくるめて愛は認め合って
許しあって、求めず与える。

納得が出来る日々をとねがってます。
したたかに、しなやかに。幸運を!
  • 2015-08-27 21:36
  • hippopon
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[C8365]

今思えば、若くして亡くなったのですね。
妖艶さは、後々話をおもしろくするために、
イメージづけられたのかもしれません。
国を治めるには、それだけではタメですからね。
  • 2015-08-27 22:43
  • ジュリアルーシュ
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[C8366]

古代エジプトが好きな人には
たまらない展示ですね。
高校の世界史の授業では、
最初の方で教わるのが古代エジプト史。
自分も高校生の頃、世界史を履修していたので、
古代エジプト史は教わった記憶があるのですが、
今ではすっかり、忘れてしまいました。(泣

[C8368] ジュリアリューシュさん

おはようございます。
権力と寝た女と言うような表現ですが、
アレクサンドリアは豊かな港であり、大きな灯台や
学問所がありました。
土民が、皇帝と出会ったわけではありません。
共通の言語、知性があったわけです。
カエサルは人妻とも浮名を流すような人でした。
英雄色を好む。
彼女は一夜妻になったわけではありません。
ご飯や身の回りをするのに便利な人でもありません。
必要な人になった。そのなぜ?を
性に求めるのは、異性に 性にしか興味が無い様な人の言い草。
そして、民衆受けする解答の様な気もします。
  • 2015-08-28 06:57
  • hippopon
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[C8369] yujiさん

新しい切込みはないです。
子供受けするように 漫画を使ってます。
人は閑散として、
もっと他にあるでしょうと思うような展示品ばかり。
あれでは土民の文明の様です。ちょっと残念かしら。
エジプト文明に対する印象がかなりかわってしまうとおもいました。

観客は、今までに見てきてるわけですから、
不満だったかもしれませにょ。
  • 2015-08-28 07:09
  • hippopon
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