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人にして仁ならずんば

論語は孔子の死後,弟子たちによって書かれたものです。
儒教の経書として長く東アジアの思想でした。
孔子と彼の高弟たちの言行が書かれてあります。
新約聖書の成り立ちに似てますね。

日本には、応神天皇の代に百済の王仁によって伝来いたしました。
なにはづに さくやこの花 ふゆごもり いまははるべと さくやこのはな
彼のこの歌は百人一首にはありませんが、百人一首は、
最初にこの歌を詠んで始められますでしょう。
孔子の生きた年代は紀元前552年~479年 ですから、
神功皇后の息子応神天皇の時代は下りますね。
応神天皇は八幡神としてまつられてます。
王仁は古事記などから4世紀後半に日本に入植した人ではないかと推測されます。
ある意味、最近語られる、応神天皇が何者だったか?
という諸説の裏付けに王仁が論語を伝来させたという事は重要な意味があるのではないでしょうか?

また、論語は他の書とともに、
ヨーロッパには16世紀にイエズス会によりフランス語の訳されて渡りました。
そして、ヴォルテールや、モンテスキューなどの啓蒙運動に影響を与えます。

儒教のの易姓革命はヨーロッパや日本の血統主義ではなく、優秀であれば誰でも帝王になれる論理です。
易姓革命論は王朝交代を正当化する理論として機能するの便利だったようですね。
劉邦や朱元璋のような平民からの成り上がり者の支配を正当化することが出来たとも言える。

孔子の思想の根源は崇高な徳、仁です。
それが無ければ革命思想だけ先行させても国が乱れます。
仁を失った戦いで得た政府政権は腐ります。
腐っても続きます。
そして、革命によってつくられた政府はまた、革命によって滅びます。

江戸時代、山鹿素行などが
「易姓革命は結局
臣が君を倒すことで、
そのようなことがしょっちゅう起こっている中国は中華の名に値しない。
建国以来万世一系の日本こそ中華である」と言う論をもったそうですが、
なかなか面白いとおもいました。

徳なきものが国を治める時に革命が起きると言う理屈だけが先行すると、
その目的の為に、人を殺してもいいような風潮ができるのではないでしょうか?
仁とは、人を危めたりすることではないと思います。

民衆の略奪に理屈を与えて、
それまでの社会組織、倫理観、文化を壊すようなことを良しとすることは
儒家の考えには無いとおもいます。
儒家が教えたことが、軍事力に利用されて尊いもの、人々の心のよりどころ
例えば、皇居などを焼きうつようなことがあれば、それは。
戦いに勝っても、政権をとっても
後々の世まで、蛮夫蛮行のなせる業とおとしめられるのではないでしょうか?
中国では政権交代では社稷を暴くのですね、そうでもしないと収まらないからですね。

今、四書五経を学びたいと言う若者があることは間違いなく、
本当は韓非子がいいのか?伝習録がふさわしいのか?
なかなか勉強できませんで、今日に至りました。

今日は共に学ばん精神で、「学而時習之」をやるつもりでしたが、
先触れだけいたしますね。

時に論語も記事にしたいとおもいます。
また、お付き合いください。

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コメント

[C2447]

hippoponさん おはようございます。

仁なる言葉、旨にしみこませたいと思います・・・しかしhippoponさんの脳味噌はどうなっとんじゃ・・・。笑)
  • 2014-10-12 04:59
  • ひげ
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[C2448] ひげさん

ピンクの熊様

私は、妙齢を日々すすんで、、焦ってますし、
未だ、勉強したかったことがあったことに気が付いて焦ってる。
能力はないし、時間もないし、
今ある環境で、なんとか、生きてる実感を得ようと
働くのはダメみたいだから、
勉強して、それを面白がってくれる居候先でいきてる。
ちょっと疲れることもある。
怠け者では無い。
仁と言う惻隠の情で活かされてる。
感謝しなくちゃね。
  • 2014-10-12 05:13
  • hippopon
  • URL
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[C2449]

> 建国以来万世一系の日本こそ中華である
おっしゃるとおり面白いですね。
進んで肯定するのは憚られるけど、否定できる要素が無いですねw
昔の中国は本当に素晴らしい思想・文化がありましたが、その素晴らしさを現代まで受け継いでるのは、実は中国ではなく日本ではないのだろうか?と思ってしまう事があります^^;
  • 2014-10-12 08:44
  • ys
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[C2450]

孔子の教えより、人の欲の方が勝っているように、昔の時代から思います。
  • 2014-10-12 09:51
  • ジュリアルーシュ
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[C2451] YSさん

こんにちは
陽明学等は中国ですたれて日本で開花したと言われてますね。
残念なことに今迄であった、中国人留学生のなかには、老荘の漢文を見せても、
話せる人がいません。
選ばれて東京に居るのでしょうに、、
お金をかき集めることにばかり夢中の様です。
中華思想のプライドは高いのですが、
肝心の文化はないようです。
好意的に拝見してるのですが、興ざめします。
華僑とは明らかに違う人達です、
何処から湧いてくるのか、派手なお金の使い方もして、
驚きます。

江戸時代の儒者の言葉。面白いでしょう。
妙に感心しました。

中国は4000年かけたものを捨てるのでしょうか?
  • 2014-10-12 17:38
  • hippopon
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[C2452] ジュリアルーシュさん

こんにちは

謙譲の美徳は無いし、礼は無いし、
欲ったかりな餓鬼みたいな人も多いいですね。
毒された利己主義ばかり。

だから、もう一度、理想郷を夢見たくなります。

  • 2014-10-12 17:44
  • hippopon
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[C2453]

hippoponさん、こんばんは。

難しくて…、馬鹿な私には。

どんな立派な思想でも、どんなに正しい理屈でも、
それを利用しておかしなことをする人は居る、ようですね。
そう、居ます。どの時代にも。
でも、「おかしなことをしているように見える人たち」にとっては、
その「おかしなこと」が正しく、素晴らしい こととして
頭の中にあるのでしょう、きっと。

何だかね、私だって今、自分が正しいと思い込んでしていることが、
たとえば何百年後かに生まれ変わって見直してみると、
とんでもないことを信じ、行っているのではないかと、
思ったりもするのです。

素晴らしいことも、正しい真実も、
言葉にしたり名づけたりした途端に、
誤解を生み、捻じ曲げられていく。

目的と手段を見失わないように、
心の中だけで思想を抱き、
一歩一歩行動する、

そうするしかないのかもしれないな。
  • 2014-10-12 20:37
  • 珈琲案内人りん
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[C2454] 珈琲案内人りん さん

こんばんは

ゆっくり、ばらして書くようにいたします。
もう少しお待ちください。
伝わらなくてすいません。
一気に書いたので、
もう少し説明しながらの方が良かったですね。

ご指摘ありがとうございます。

今日は、秋めいてコーヒーを淹れてみました。





  • 2014-10-12 22:51
  • hippopon
  • URL
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[C2455] お邪魔します。

山鹿素行は朱子学を批判したことから播磨国赤穂藩へお預けの身となり、そこで赤穂藩士の教育を行いました。
彼の死後16年後に赤穂浪士の討ち入りがありました。
時の幕閣の思想的相談役であった萩生徂徠は義士切腹論を主張した。
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1926.html
忠に殉する者への最大の仁が切腹だったのではなかろうか・・・
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1926.html?q=%E5%85%AB%E5%BE%B3

オイラブログの貼り付けにシャシャリ出てきました。


[C2456] Yuusuke320san

ご訪問ありがとうございます。

赤穂浪士の山鹿流の陣太鼓は有名なお話ですね。
徳川実紀によると
勇名な公辨法親王のご意見で切腹になったとあります。
荻生徂徠、と対峙する意見もあり、
綱吉が公辨法親王に相談したと言う。
鶯谷は、京都から公辨法親王の為に
京都から連れてこられた鶯の鳴く里でした。
記事は明日読ませて頂きます。

東アジアの倫理観、論語が、西洋の啓蒙運動に、、という
赤穂浪士のお話はまた、
別記しますね。ありがとうございました。

  • 2014-10-13 01:33
  • hippopon
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