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扇子

扇子

暑い日がつづきますね。
エアコンが無かった時、水辺や、木陰や そして、、風が涼を寄せました。
エジプトの昔にも扇は逢って、ファラオや王族だけが使える権威の象徴だったそうです。
日本でも宮中のは檜扇等はそういった位置にありますね。
最初は木簡を閉じるためのものだったらしいです。
煽ぐためでなく、お顔を隠すためのものだったようです。
檜扇は絵が施されてないものをある方がお持ちになっていて、拝見したことがあります。
大きいですし、思ったほど重くありませんでした。
作り手が、木を丹念に細工してあり、触れてるだけで気持ちがいいものでした。
扇は、紙が貼られて、謡を歌う時も、、絵付けがされて、舞を舞う時も、

  725-1.jpg 扇子6.5寸

儀式用、芸能用、実用とある扇。
では、御茶で使う扇とは?
御茶の扇子は儀式用ですね。
お扇子は、流派によりきめられた大きさがあります。
表千家は6.5寸19.7センチです・男女ともに兼用できます。
結構な御年のお婦人方の中には、5寸15.2センチをお持ちになる方があります。
大先輩の所業。
私は最初はそれが正式なのかとあわててしまったのですが、
どうやら、その昔、帯にさすと、おおきすぎて、いたくなるので、5寸が流行ったようです。、
「茶席での持ち物の扇子について、男女共用の6.5寸が一般的だが
女子用として小ぶりの物もある」と表千家の本には書かれてます。
本を読めば一目瞭然でした。まぁ、いけないとは言わないよと言う事のようでした。
在る宗匠が公の講演で、正式には6.5寸であるとおっしゃったのがきっかけで、概ね6.5寸になってるようです。

昔の女性は、背が低く小さな方が多くて、博物館で古い着物を拝見してると、子供のモノかと思うようなものがあります。
裾引きづりの筈の着物が、短く、裄も相当につまってます。
日本人の身長は縄文から弥生時代ににかけて大きくなり、仏教の伝来と共に小さくなります。
江戸の末期が一番小さい。
肉食との関係があるやもしれませんね。
1950年の30代の平均身長は、男性が160.3センチ、女性が148.9センチです。
150センチの女性が20センチのお扇子ではちょっと大変かもしれませんね。

お茶の扇子は煽ぐものではなくて、結界になります。
扇子一本置くとそこには入れません。
相手との距離を持つために、ひざ前に置き、お辞儀をします。
そのことを、覚えておくと、ご挨拶、拝見の時の空気がぴんと張ります。

  表千家扇子 表千家扇子 扇面

扇面には、歴代家元の花押などがデザインされてます。
扇子を乗り越えて、手が、道具に触れることがありませんね。
また、扇子を台代わりに使う事もあります。
因みに裏千家は男子6寸、女子5,5寸です。

セラー服の頃は、エアコンがない、大正時代の洋館の中の茶室。
窓を開けても、松風の音(釜からする湯の沸く音)がしても風が入らない。
炭は膝前に在り、ふつふつと湯を沸かせ、暑く、汗が湧き出るようでした。
お扇子で、煽いではなりません!!
お着物の先生は、まったく涼しい顔でそうおっしゃいました。
不謹慎にも、
マハラジャの様に、大きな団扇を紐でゆすって風を起こすインドの御爺さんとかがいたらいいのに、、とか、
エジプトの王侯だったらいいのにとか、
茶室の傍に蓮の花の池があったらいいなぁ~。
せめて、校庭に水まいたらいいのに、、
せめて、扇風機を入れてくれたら、
内心思ったものでした。
ボ~~とかすむように熱く、畳がさらっとしてるのに
自分お身体が茹でたお肉の塊みたいでした。
誰かが、校長室のクーラーは全開だとか言うのを聞いて、
早く家に帰りたい、、早く卒業したい。と思ったものでした。
我慢比べみたいだとおもいましたっけ。
今思うと、よく頑張って勉強してたとおもえます。

2表千家扇子 表千家扇子 扇面 利休花押写し

猛暑の着物での外出時には別に実質の煽ぐ扇子をバッグにしのばせてゆきます。
勿論お茶の関係は6.5寸のこの扇子です。ご挨拶はこの扇子で致します。
夏には、麻等の長じゅばんに 絽の着物です、勿論帯も。
何処かに化繊が入ると地獄になります。
天然素材の素晴らしさをひたひたと知ったのは着物を着るようになってからです。
案外に涼しかったのは総絞りの絹の単衣でした。
風がすり抜けて、しかも保温はできて、、心地よかったですよ。

夏に着物、風土に合う民族衣装ではありますが、、麻が戦後作れなくなり苦労です。
麻の素晴らしさは年配の方が良く話します。
進駐軍が来て、大麻が作れなくなって、アメリカの化繊が出回るようになって、夏が暑い。
大麻は、マリファナで、、¿??(・_・;)でしたが、
日本の繊維は麻でした。宮中行事も麻、神社の御払いも麻でした。
何だか釈然としない麻ですが、今、買うと高いのと、クチャくちゃになって、、
ヘンプと言う名前で麻は出回ってるようです。

先ずは、花火の夜の浴衣から、御着物始めませんか? 
今日は、お扇子の話を書いて見ました。

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コメント

[C1176]

hipponponさん おはようございます。

暑いですね・・・・。

ここ三日間で更に真っ黒になりました・・・。笑)

夏、学校の想い出は・・・ありません・・・海ばかり・・・。笑)

麻は、新しいタイプの栽培があちらこちらで始まりだしたようです・・・。
  • 2014-07-26 06:28
  • ひげ
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[C1177]

おはようございます。

扇子のお話を 割合興味深く拝見しました。
その時々によって 使われる扇子が異なるのですね。

着物は 随分ご無沙汰です。
昔 日舞を習っていた時は 先生のお宅迄の往復も
着物でした。その着物も今はタンスの何とかになっています。

今日は 自治会のお祭りです。
久しぶりに浴衣・・・と思ったのですが
お手伝いがありますので・・・
来月の つくばのお祭りにでも
袖を通してみようかと思いはじめています。

[C1178] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C1179] ひげさん

おはようございます。

海原に、、、ですね。
昼夜の操業?お疲れ様です。

麻の栽培は結構文化にとって大切なのか?と思いはじめて来ました。
お茶碗を清める茶巾は麻です。
木綿だとだれで、汚くなってしまいますが、
麻はその点、形通りに折れますし、汚れが良く落ちます。

情報をありがとうございました。調べてみますね。
楽しみです。


[C1180] けいさん

おはようございます。
日舞を習われてたのですね。

今東京を歩くと、御着物をと言う向きもあって。
三井美術館などでは、御着物だと料金が安くなります。
歌舞伎も御着物の日と言うのがあります。
今日は、大江戸の花火大会、由緒正しい隅田の花火。銀座線、浅草線は浴衣の方が、賑わってると思います。

どうぞ、、タンスの肥やしになさらないで、、お召ください!
そして、お嬢様に着せて差し上げてください。

[C1181] 1178さん

ご訪問、コメントありがとうございます。
時々迷子になっちゃって、行方不明になってしまいます。
昨日は見つけられたのでした。

ご指摘のお話は調べますね。また記事でゆっくり、、
私の資料は、縄文期からの身長のグラフに寄ります。
骨があれば、身長は出せますので。
DNA鑑定も出来る。
今の考古学はすごいですよ。

扇は、骨を作る職人さんと
紙を張る職人さんと違う分業みたいですね。

[C1182]

今は、いろんな扇子が店に売ってますね。
品のいいものや悪い物。
扱い方に気を付けないと、品良く見えません。
  • 2014-07-26 11:42
  • ジュリアルーシュ
  • URL
  • 編集

[C1183] ジュリアルーシュさん

おはようございます。
京都には美しいものが沢山ありますでしょう?
物は扱う人の品性が映りますね。

お茶などしてると、あ、この人は仕事ができる人なんだろうなとか。 
本当は激しい人なんだろうなとか、
口ばかりで全てに覚える気も無いだろうとか、
自分が強すぎてお構いなしに人も、よくわかりますよ。
それを拝見して、自分自身の事も恥ずかしくおもうことがありますし、、
物の扱いは大事だと思います。
お見合いでお茶をご披露すると言うのは、
人となり、暮らしぶりが見えるからなのでしょうね。

歩き方も、、また。
京都の金剛流の若様の足元は一生忘れられないほど美しかったです。

京都は1000年を超えて未だ熟成中ですね。

[C1184]

今日は物凄く暑いですね!
扇子なんて持ってませんでしたが
友達に100均で買ってもらいました( ´艸`)

[C1185] ひろりんさん

お友達、やさしい、心がお洒落な人なんですね。
今夜は、隅田川の花火大会で、お江戸の町は情緒不安定見たいです。

冷やし汁、冷え甘酒、いつもは鰻なのですが、今年は、加藤精肉店の例の牛肉弁当。ベランダに水撒いて、7時ごろには乾きます。
6本目の胡瓜は、烏賊とぬたに、、弁償が無いスイカやさんには、なんとなくいかずに、スイカは、有機野菜やさんのももになりました。
大急ぎ、、、外はそれほど厚くなく、7時からです!
ヘリコプターが御昼間からうるさくて川辺は人で一杯なのでしょう、
こういう時建物の上の方はいい感じです。
扇子いらずで、夏風がふきます。

灯は行燈、ランタンです。大急ぎで、最後の準備です

[C1186] 今日は~

隅田川の花火大会に行くので、
たまたま、扇子をもっていってました。

うちわというものがあるので、
扇子も同じ用途にだけ使うとは、
思っていなかったのですが、
いろいろありますね。

去年は隅田川で酷い目にあったのは、
懐かしい記憶です。。
  • 2014-07-26 22:30
  • fあらた
  • URL
  • 編集

[C1187] Fあらたさん

こんばんは、

今年は、見れて良かったですね。
昨年は、ひどい雨になってしまいましたものね。
30分でも花火があったら、花火見物のお席はお金を返さないでいいようで、
大会側も、広範囲の観光、飲食業などの事もおもったのではにでしょうか?
丁度30分ぐらいで終わりましたものね。
びっくりしましたよね。
浴衣を着たお譲さん達が、いそいそとお出かけしてゆくのを地下鉄で拝見。
誰もよもやで傘なんか持ってなかったもの。
かわいそうに、雨宿りできたのかしら?と心配になりましたよ。
今年は、いい感じでしたね。
準備に動いて汗びっしょりになりました、
暑い日々真っ只中ですものね。

夏の夜風が気持ちいいでしたね。
明日から、またひとがんばりしましょう。
何万人がみたんでしょう。何万人もの元気ですね。

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