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なかから種が、、、、

家庭画報においしそうに出てたお菓子。
あまりにすがすがしくおいしそうでしたので、早速に買い求めました。

季節限定、梅のお菓子です。清青梅 


ちょっとうれしくて、少し早めに季節を感じるのがいいというので、今が持って行きどころかと、
茶の湯に、、、

「今日は、風が冷たかったわね~^。でも春はそこまで、、、綺麗な包装、おずおずとした梅の精のようなお菓子でしょう?」とかいいつつ、、

一客一亭主で、、と。湯あいも、まずまず、松風の音がひときわしみじみ、、
濃茶は、お菓子がお先です。

お客様がゆったりと、ホぅ、とかわいい梅を頂きました。

「む???」
(え???)と。

「美味しいです。が、、、」
(え??が???)

種が御口から、
(ぎゃ、、入ってた?まる???あ~~~)
懐紙でとるのも奥ゆかしい殿がた。

「お茶のお菓子としては、いかがかと、、、」と。

落ち着いて、静か。せめてない。カッコよすぎる、、、。


御免なさい、確かめもせず、飛びついちゃって、、、と内心。

清青梅 2 中味


「菓子きりを使わないように、特に男子は!!!」と、すごくこだわる先生についたことがありました。
びっくりして口もきけなくなるほどに、迫ってきて、大声で頭の上から声を出すように叫ばれ続けておられたことがありました。、その後も何度も、、。
よほどの事の様でした、そこまでこだわるとは、、と。
ですから、絶対に、男子は菓子きりは使えないのです。
お家元が菓子きりを使われたのを拝見した方がありませんからそうだと思います。
ですから割れないので、パクリと、、だったのでしょう。

お客様が困るようなものは差し上げない。
お客様が主役です。
菓子きりは使うな、では、べとべとするようなお菓子は出せません。
お客様あっての御もてなしですから。


今日になって、同じものを頂くと、濃茶にはちょっとバランスが良くなかったかと。
すっきりとした酸味でしたが、、。
ふむ、懐石の後、すっきりしたい向きにはいいか?
いや、お酒を浴びるほど飲むような下品な茶事はないわけだし、そういう胃ではないし、舌も、とか。

季節のお菓子としては良くても、茶の湯のお菓子にはならないか、、と。ちょっと残念。
次には絶対安心の青梅を谷中まで行って調達し、梅のお菓子の話につなげよう、、と。

試行錯誤、

新しい試みがなくなったら、死んだお茶になってしまいます、
練りきりばかりでも、、、と。
いったいなん百種類、いや何千種類頂いてきたんだろう?

そしてこれからも新しいものにも挑戦するのだろう。
結局「とらやさ~~ん」と走り出すのですが、
それもまた癪でもあります。
花びら餅

さて、写真は虎屋さんの花びら餅、一生に一度は御正月に召し上がれ、菱花びら。
バランスのよさ、素材の上等な、作り手の確かさ。総合的には、雅な貴人の気分です。
裏千家の初釜のお菓子です。
流派が違っても、この時期は、いただきます。百聞は一見にしかず。
まして、いただいてみないことには、分からないことがたくさんあります。

表千家のお正月は、常盤饅頭。
武者小路千家は都の春。

夫々にいわれがあります。

お菓子は具象的なものより抽象的で外に感慨があるものがいい、、

なかなか深いのです。

そして、あの時の彼の横顔が、また浮かびました。
数年で、これほどまで、軽やかでしかもしっかりと勉強した人はないだろうなって、お菓子の事も、最初はあまり不案内いだったような気がしますが、今や、研究熱心で、温故知新。
彼の世界がどんどん広がってゆくのがうらやましいぐらいにわかります。

人と比べるお茶なんか目にもくれずに、自分の内に、内に、、。

彼が旅行に出るというと、すごくお土産が楽しみです。お話も、お土産のお菓子も。
本当はそういう気持ちはいけないと思うのですが、何を見せてくださるのかしら?と。
父の出張帰りみたいに、楽しみです、子供の好奇心に戻ります。

社会の肩書も取り払て、お茶は、少年探偵団のような、わくわく感と、鍛える青年期の研究室のような探求心と、そして、仕事に滾ってゆくときのような、中からのファイトも、、。
礼儀を教える場所ではなくすでに礼節を知ってるもの嗜み。

忌憚ないお茶は、礼節があって、真実を求めます。
男性のお茶はなかなかいいです。
旧知の交わりが深まる夜。
傍でそれを感じる私もしみじみと幸せです。


教えられることも多くなった時間になりました。

勉強しなくっちゃ。


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