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源融 しのぶもじずり

みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに 源融

有名な百人一首の中に在る歌です、
           
       意味は
          陸奥の信夫で産する「しのぶもじずり」の模様のように、私の心は忍ぶ思いに乱れます。
          私のせいではありません。貴女のせいですよ。

       30-1.jpg 30-2 光琳かるた 源融

光琳かるたとは、小倉百人一首を尾形光琳が描いたもので、京都の大石天狗堂が作ってります。
華やかなもので、兄弟子が、嬉しそうに見せてくださいました。
その時が初めてで、座敷が華やいで美しく輝いて別の空間になったようでしたよ。
光琳のなれた筆がふくよかな公達、女御をあらわしてます。
金箔が美しく、結構なお値段で、練習用ではないですね。
鑑賞していたい、お道具です。

ある時に、日本つう?の東欧人君が、
御正月、京都で、友人と、お雑煮を食べて、光琳かるたをしました。
幸せでしたと言うメールをくださって、
何と優雅な、、と思ったものです。
        
       30-3 時雨亭文庫所蔵

毛氈の上に晴れ着で、ゆったりとくつろいで、そういう時が再びあるといいなぁ~と思ったものでした。
この様な贈り物がある少女時代をおくったら、すぐに百人一首も覚えそうですね。

私の学校は毎日2000名が入れる劇場の様な講堂で、礼拝をしてました。
踊り場にも通路にも赤絨緞で、お掃除は結構大変でした。
その踊り場の赤絨緞の上で、授業の百人一首のころには皆が集っていたしました。
この歌などは、貴公子とはいえ、軟弱な奴、女想いの歌かぁ~~。
そればかりじゃないの、、、と結構御腹立ちのhippo少女でした。

源氏香絵   30-4
   
この歌の作者は、源氏物語の光源氏のモデルの一人とも言われてる源融です。
ふぁんふぁん君かと。
馬鹿な小娘でした。

この歌のいわれは、まるで源氏物語の須磨の様なお話でした。
嵯峨天皇の12男、実力もある皇子は、臣籍降下します。
そして、未開の地ーー道の奥ーーーと思われていた東国塩竈に彼は赴任します。
貞観6年(864年)3月8日の条に「正三位行中納言源朝臣融加陸奥出羽按察使」と身分です。
彼に名前が残る場所が沢山あります。
彼はそこで恋をします。


伝説では
源融は、文知摺石を訪ねて信夫の里に、村長の家に泊まり、虎女を見初めてしまう。
融の逗留は一ヶ月余りにもおよび、いつしか二人は愛し合うようになっていた。
しかし、融のもとへ都に帰るように綴られた文が届き、幸せな日々に区切りを置くことになる。
別れを悲しむ虎女に融は再会を約束し、都に旅立った。
虎女は残され、、融恋しさのあまり、文知摺石を麦草で磨き、
彼の面影を映すようになったが、なくなってしまった
悲恋です。
文知摺石 30-4.jpg

文知摺というのは、捩(もじ)れ乱れた模様のある石に布をあてがい、
その上から忍(しのぶ)草などの葉や茎の色素を摺り(すり)付けたものでして、写真は捜せませんでした。
当時の流行の染でした。

ところが、融は遥任であって東北にはいってないと言う話もあって、、

❁  弘仁8年(817年)の藤原冬嗣以降、
   陸奥・出羽両国経営に関わりがない高位の公卿が陸奥出羽按察使を兼任することが多くなった。
   官位は三位、二位、官職は中納言、大納言である。
   それとともに遙任が普通になった

そうであれば、この歌に歌われた女性はだれでしょう?
彼よりももっと身分の高い方にの、忍ぶ恋だったのでしょうか?

今宵は、ここまで、、
また明晩。

コメント

[C656] 歌われる言葉に耳を傾ける~

百人一首・かるた、日本が誇る文化だと思うのですが
最近は西洋カルタことトランプに、押され気味ですよね。

かるたから読まれる歌の中には、歴史と文化が込められています。
それが、恋文でも、季節を語った物でも~

時には、読み上げられる歌を聴きながら、
日本の文化と歴史に触れるのも良いかもですね。。

(小学校でも取り入れてくれれば、なんて思ったり)
  • 2014-05-31 10:54
  • fあらた
  • URL
  • 編集

[C657]

ミステリーですね。
誰だったんでしょう。
  • 2014-05-31 19:04
  • ジュリアルーシュ
  • URL
  • 編集

[C660] Fあらたさん

コメントありがとうございます。(^◇^)

核家族では、なかなかカルタも出来ませんが、子供たちには受け継ぎたいですよね。

読み聞かせの活動は大切だと思います。
  • 2014-05-31 20:54
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C661] ジュリアルーシュさん

本当に、誰だったのでしょうね?

今夜書くつもりでしたが、今夜は、くたびれすぎで、、源融のお話は、明日以降です。

すいません。
  • 2014-05-31 21:01
  • hippopon
  • URL
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