FC2ブログ

Entries

セーヌの雨は 時空を超えて

セーヌの雨は 時空を超えて
琳派 時空を超えて 継承され変革する芸術

琳派
そして見てほしい 写真を添えます。
「弓田さんの処へ行ってくるわ。」と言った後の
フランス宮廷にまつわる創作メニューのコースの最期に出てきたデセール。


アンリ2世と ディアーヌ・ド・ポワチエ そして メディチ家からやってきたカトリーヌドメディシスのメニューのなかから
アイスクリームの話のメニューで デセール 最後を飾るライブ感いっぱいのデセールです。

フランス宮廷のメニューのお話は またお話しますね。
月星と鹿、、。それは知恵比べの凄いソース尽くしでした。
何と有難かったか、


      Diane_de_Poitiers.png ディアーヌ ドゥ ポアチエ



ベイク ド アラスカ  中は二重になって アイスクリームになってます。
イタリアからフランスにアイスクリームを持ち込んだのは カトリーヌ メディシス。
彼女の部分のメニューはデセールにとリクエスト。


          KatharinavonMedici.jpg      
            カトリーヌ ドメディシス 
            一発の銃弾で 敵を皆殺しにと言われたサン・バルテルミの虐殺が有名ですね。。
            イタリアのメディチからフランス王へ輿入れ メディチは薬草で財を成した。


表現の自由闊達さ まるでミロの絵のようでもあり マチスの様でもある。
ここに火がともされたのは うつりませんでしたが それは幻想の世界でした。

光琳 乾山の後は 芸術性が失われたけれども
時代を経てまた 琳派が復興したことは言うまでもありません。
まさにそのようなと。
私 料理のことで ちょっとがっくりすることがあって ショックでショックで 腑抜け。 
ますます風邪がこじれたことがあった後でした。
両方が重なって 元気でなくなっちゃって、
曾村さんの処へ行ったら元気いなりますよ♪と。本当にご飯は大事、
チャンとした 夕食は 力になり体が変わりました。

今思い出しても あでやかな デセールの演出までも、、溶け出しそうな 時間とのことも、、あ~胸がきゅんとなりましたよ。  
帰りの車の中でしみじみと しみじみと涙があふれそうな感動を大事に、大事にしてきました。
心ある誰かが受け継ぐ。
誰にでもできることではない。技量を持ち 感性がないと。そして、いいお客様。



          ベイクドアラスカ

           ベイクドアラスカ (私にとっては ボンブグラッセ カトリーヌ ド メディシス)
           制作 曾村譲司   メートル 市川悟
           ミロや マチスの絵の様な お皿の上
           躍動感があふれてました。 
           もっと写真が上手だったらよかったのに、、悔しい

          確かに ケーキ屋さんのお菓子とは違う コースの後のデセールは ライブです。
          この躍動感をお伝えしたいです。
         
          3時のお茶に頂くのにいい、其処で完結している世界とはちょこっと違って
          メニューの流れに 必然があってこうなるのです。



料理はその人だけの技量、師匠を 乗り越えたときに一人前になる。
そして、芸術的なものは その人だけのものであっても、後進が其処を飛び越したら、、また新しい世界が拓くのです。
模倣はただの稽古事であり 工藝にも至れず、ましてや芸術にはなれない。

心構えの問題です。
いい加減だからこそ まがいなことを舌触りよくマスコミに載せる人もありますし お金にもなるんでしょうけど
そんなものは 夜店のガラクタ 昼間になったら光の中で バッタ品になっちゃうんです。

その時だけが 意味なく楽しいための 夜店の輝きは ある人々にとっては また格別なんでしょうけど、
それは 料理界とは一線を画します。うつろな御飯です。
夜の街の楽しみ方であって レストランとは違う。
はっきりそう言います!

二つ並べた大きなお皿は
それは美しく 心奪われて あっけに取られてるまに 真っ暗になって 火がたかれて、、
何しろアイスクリームなんですから、、
写真が撮れてないのが悔しくて なりません。
これは中味です。



          ボンブグラッセ カトリーヌ ド メディシス
           
          ボンブグラッセ カトリーヌ ド メディシス  中味
          陰翳の美しさも ご馳走の演出 
          素晴らしく素敵でした。陶酔してしまうのです。


アイス ボンブをお願いしました。
カトリーヌのデセール。
アイス ボンブは 高級なお菓子。 ボンブ・グラッセとも言います。
ボンブ・グラッセ・ポンパドール ボンブ・グラッセ・ネロン(皇帝ネロ)などありますね。
先のとがってる砲弾のような意匠です。

ネロはその昔 氷菓を燃やせと言ったそうで、まさに、、
ベイクドアラスカの手法。 憎いですよね。
燃え上がる炎です。
外側はメレンゲのそして中は 何層にもします。
ダークチェリー下には パンドエピス。パンデピス、、フランス菓子です。香辛料がいっぱいの。
香辛料、、そしてハーブ。
メディチ家の薬草は ここにもでしたよ。
ハーブ入りアイスで ソフトクリームwwハチミツとヨーグルト
オレンジ色は柿! 難しくて数年前に随分他でお願いしても実現しなかった柿をダージリンリキュールで、、あ^^
心もとけだっそうなおいしさと おもてなしの心遣いでした。
感動しました。
勝手に、こんなすごいものが出来ちゃって、あれ?? 弓田さんへの滾り??
あ~琳派のようだ、、、と じわじわと感動してしまいました。

         

先人はフォンをとるのに寝ずの番をしました。
極寒のなかでも 学び通しました。
呑み助に 遊び人に ちやほやされる為ではない、
ちゃんと 国家も 企業も家族も守る様な人に捧げる真摯な料理人のお皿は セオリーを大事にします。
そして小手先の物は軽蔑されます。

「ア、こいつ奥様 このインスタントフォンで私と同じものが作れますよってCMにでそうね。」
インスタントな奴なんだから おあつらえ向きだね、」と言う話もあるぐらいチャラいものは食べたくない!
現実には、有名菓子店の工房では 90を超えても厨房に立ったパテシエなど 雄弁な存在はいくらでもありました。

現在の料理の世界は、編集者となあなあで 緊張感がない関係を良しとしてる風潮もどうかと思います。
編集者が目利きでない。
こけおどしばかりで  勉強不足で 決して頼りになる本になってない。焼き直しだ。集金システムだってだけ。価値はない。
私、「こいつ、よほど貧しい食生活しかしてこなかったのね」とはっきり言います!求める心があまりにも希薄。
幇間なら徹したらいい!ばかたれ!
また、出来損ない料理と ダメソースなので、 素材全部  ぐちゃぐちゃにしてゲロみたいな料理 私嫌です。
フランス料理の歴史やりなおしたらいいのに。



          フランベ 市川さん

         市川さんの 写真がうまく取れなかったので お店のをお借りしました。


ケーキはちゃんとご紹介したいのでまたにさせてください。
ゼロゼロして、なかなか坐ってられません。
料理は ブラボ~~ 拍手の 消えてなくなる芸術です。



    紅白梅図屛風

          紅白梅図屏風 MOA美術館蔵 尾形光琳作


         水の流れを挟んで、老木の白梅と若木の紅梅が対峙する。
         水の流れは 時の象徴。
         紅白梅は 光琳の老いと若き日々。
         光琳と パトロンの中村内蔵助 (愛人とも言われてる)
         光琳と乾山。などと色々いわれてきました。

         元は津軽藩にあったものです。
         弘前藩津軽家と 近衛家(家熙の養女)との婚儀の時献上されたそうです。
         能 東北をテーマにしてるそうです。
         能 東北は 薫り高く春一番を告げる花 梅に和泉式部の霊魂が宿りお話が進みます。
         色に染み、香に愛でし昔、和泉式部は恋多く 敦道親王とのお話は和泉式部日記に描かれてますね。 
         火宅の門を出て,仏に帰依して菩薩となったというお話です。



私は東京へ来て、どれほどもの宝を得ました。
そして 時空を飛んで離れていても切磋琢磨、真摯な対峙でライバルもまた生まれます。
緊張した作品を拝見し感じ、なお、堪能するのです。
生きていてよかったと思えるのです。

料理人は人をも活かすのです。
整合性のない 内容のないメニューや、キメラの料理、ソースが碌なもんじゃない。
それはちゃんと勉強してこなかった証拠、恥です!私、この意見多くの料理人や 食通に 拍手貰えると思うもの!
そういうものは口にしたくありません。

なぜって、命を削るように修行した人々と、それを密かに乗り越えようと努力してる真摯なお皿を幾つも 知ってるからです。


私の役目は 食べること!
食べ続けます!
お客様、しっかりやらなくちゃね♪フランス料理には チンピラでない、ちゃんとしたお客様が必要なのです。
しっかり稼がなくちゃ!
この二つの作品、とっても満足で 私の宝物です。

琳派は 光悦 光琳 抱一 クリムトに至るまで  料理もしっかり修行を積んだ人にだけ理解ができる世界が開けてゆく。
あ、そうだ!届かないかもしれないけど、さけんでおこう!
じじいども!!まけるなよ~~~ぅ! 
まだまだ!!!と言う声が聞こえてきた気もしましたww


若者は、自分の辛さを信じて、まだ死んでない自分の強さを信じて貪欲に学んでください。
私も、胃袋舌を鍛えて、そのうちに参上します!
妙なもの並べたら、承知しないから!もう。と、、
弓田さんの流麗にして力がこもる文章には負けますが、

喝~~と気合!いれました!



にほんブログ村 その他日記ブログへ
出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m

コメント

[C31451] ^^

紅白梅図屏風・・・俵屋宗達・雷神風神の影響を受けての創作だと世間で言われていますが。ボッティチェリ「ヴィーナス誕生」の構図とよく似ているんです。時代のズレ・東西の隔たり。昔からずっと頭から離れない両作品なのです^^
  • 2018-11-12 05:18
  • waravino
  • URL
  • 編集

[C31452]

こんにちは!

先週はデリカやミスド等結構食べまくりだったようですね(笑)
自分も昨日はホテルの朝食バイキングを食べ過ぎて、
夜まで満腹状態キープで大変な一日でした!(笑)

そしてデセールの外観はもう芸術品みたいで、
食べるのがもったいなくなりそうです。
しばらくフレンチも行ってなかったので、
久しぶりにコースメニューを食べたくなりました(笑)
では、また~
  • 2018-11-12 09:26
  • テツ(8641FS)
  • URL
  • 編集

[C31453]

このデゼールは手が込んでいますね。
「ライブ」という言葉に惹かれるものが
あるので、一度生で見て見たい気がします。

[C31454] waravino さん

こんいちは!
始めまして、コメントありがとうござます。


ルネッサンス時代 工房では既に遠近法など それ以前の透視法からまたかわっていったようですね。

琳派の影響は 金銀箔というより むしろ構図だったともいわれますね。宗達の下絵の上の 光悦の文字などもすごく魅了的だったらしいです。
一時はレプリカの屏風がほしかったけれども、
今なら 描く!
模倣は下手くそでもできるので。
それは家の中であまり自己主張しないで 瞑想妄想dきるように。
子供の頃は写実の油絵ばかりすごいとおもってて。
墨絵の海なんてどこがいいのかわからなかったけど
瞑想、哲学する空間なんだって気が付いてから
墨絵の中の海鳴りや 林の草の一滴を感じられる絵が好きになりました。

ビーナス誕生はフィレンチェでみました。
感動的でした。
あの旅行はあれだけでもよかった気がするほど。
風たなびく、その中に自分がいました。

でも等伯の松林図屏風の方が 時空を超えて物の怪に逢えそうで
全面の静かな哀しみ江オ感じて、
国民性かも知れないけど、松林図の方が好き。
あれをうつして 蝋燭の行灯で眠りたい、、と思ったりしてました。
空間に潜む見えないけど存在がある。
あれは油では無理そう。
何かご存知ですか??
私は ず~~~と 松林図に惹かれてます。

雪舟より好きです。
あ、、ながくなっちゃった。こういうの話こんじゃう、、ww
  • 2018-11-12 14:10
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31455] こんにちは(^-^)

トゲトゲの不思議な物体・・・ 中はアイスなんですね(゜o゜)

コースの後にこんなの出てきたらテンション上がるだろうな。
味はもちろん見た目でも愉しませてくれる。
やっぱり凄い。

私の役目は 食べること!
力がこもってますね。
感動できる料理にたくさん出会えますように。
まずは健康第一!しっかり風邪を治さなくっちゃ。

[C31456] ^^

長谷川等伯・・・松林図。空気遠近法ですね。あの「間の取り方」に和風を感じます。~ならではの魅力満載ですね。雪舟はある面。硬直した箇所があるので。あまり。もっともわが県には常栄寺・雪舟庭があるわけなんですけども。抹茶とか飲めて癒しの空間です。わははは^^;
  • 2018-11-12 15:05
  • waravino
  • URL
  • 編集

[C31457]

目の前で火をつけていただけるのですね。
冷たくて、温かくて...あぁ、なんという贅沢!

もうご存知かもしれませんけど、こんなのがあるそうです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/08/news140.html
これを見た瞬間、hippoponさん!と思っちゃった(#^.^#)
  • 2018-11-12 16:50
  • pil
  • URL
  • 編集

[C31458]

hippopon さん

こんばんは
食うことは生きること
美味しくいただきたいものです。
ベイクドアラスカ、美味しそう、太りそう w
紅白梅図屏風  尾形光琳さん、見事ですね♪
  • 2018-11-12 18:36
  • しろ
  • URL
  • 編集

[C31459]

料理の想像力は凄いですね。
どこから思い浮かぶのか、不思議です。
  • 2018-11-12 20:08
  • ジュリアルーシュ
  • URL
  • 編集

[C31460]

こんばんは

食の力で快復。
ある意味で基本なのかもしれませんね。

[C31461] coconut punchさん🍉🍆🍅🐟

どんな芸術もお客様がいないと成り立ちません。

真っ暗になって燃えて、こうなってお皿に。
ベイクドアラスカは アラスカがアメリカの領土になったときのお祝いで 大統領につくられたのよ。

また、のどが、なかなか治りません。
今日は早く眠ります。

  • 2018-11-12 22:39
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31462] waravino さん

このところ新年の国立博物館は 雪舟です。
そしてその後が松林図。少し前は松林図でした。

雪舟の天橋の両方がつながったのを拝見したことがあります。
感動でした。
また紙本墨画秋冬山水図は
やはり 直射日光が入らない座敷の奥の床の間が光線としてはよくて
近づくと結構 力強くすった濃い墨でしょ。
等伯のも、博物館の やけに白い蛍光灯ではなんじゃこれ状態。
陰翳を巧くできない建物では意味がないと思えます。
ぼ~~~と浮かび上がる工夫のライトのなかで蘇りますよね。

私お雛様も真っ暗で蝋燭の灯で下から見たりするのです。
全く違った様相になります。

墨絵は 空間を読む。
遠くから見る。
子供の頃にはそう教えられて、今更、すごくなっとく。
今までもったいないことしてきたと思うんです。
  • 2018-11-12 22:49
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31463]

冷たくて 温かくて。
昔のパーティーでは必ずあったもの ショーフロワー。
この前 やっていただいたんですが、
古い本のそのまんまに、、
琥珀の飾り物の様でした。
そのうち ご紹介しますね。

実は少し前に南部鉄瓶の知ったんです。
相場、赤字解消したら、考えますね。

  • 2018-11-12 23:00
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31464] しろさん(⋈◍>◡<◍)。✧♡

しろさん
今 信じられないぐらい太っちゃって
炭水化物ばかりいただいてるの。

おいしかったですよ。
昔、バンドホテルだったか?違うかも、でも見たことがあるの。
あぁ。あれはなんだろう??と。
今日も目いっぱい、今夜は眠っちゃいます。
  • 2018-11-12 23:03
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31465] ジュリアルーシュさん👸✨

彼のコンテ帳を見て見たいと思うのね。
組み立ての💡がなかなかなんだと思うの。
まだまだ吸収し、まだまだ作り上げてる、、愉しいですよ~。
基本がオークラなので、バンケットの領域もOK.
心強いですよ。
そして外交のヨーロッパにいたこと
お金持ち列車のオリエント急行でも鍛えられて、、
まだ50歳まえ、どん欲に学んでほしいですよ。
いろんなものを見聞きしてそれが表現になってゆくんでしょうね。

  • 2018-11-12 23:10
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C31466] ichan さん🏠

眠らないと駄目みたいです。
もう眠いのに起きてて、💦

食も大事、眠るのも、、と。
そちらも、サンルームの電源など進んでますか?
  • 2018-11-12 23:14
  • hippopon
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hippopon.blog.fc2.com/tb.php/1995-19fa3faa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

hippopon

Author:hippopon
目指すは 居候の大先輩、山科言継卿。

最新記事

検索フォーム

QRコード

QR