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食育 村井弦斎

食育基本法が近年制定されました。
この法律立法に、政治、経済、歴史家の鋭い分析は兎も角として。

いったいどういう趣旨か?
「食育基本法第一章2条。
第二条  食育は、食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として、行われなければならない。」

これからの日本の基、日本人、日本国民が健康で豊かな人間であるための基本法。
拘束力はないのでしょうが、課題がある。
歩き出したけれども間もない、けれども、展望のある法律。

「食育」と言う言葉で思い出すのは、村井 弦齋です.
村井弦斎
石塚左玄が記した「化学的食養長寿論、通俗食物養生法」に感銘し、
「食育」と言う考えで「食道楽」を書きます。
当時の大ベストセラーです。徳冨蘆花の「不如帰』と並んで、もっともよく売れた本です。
そしてその印税で、彼は新聞社を辞めて。垂涎のグルマンの生活に入ります。
ロッシーニが、年金をもらって、音楽活動をやめて、グルマンをやったように、、

彼の生涯は、江戸時代から昭和に。(文政3年~昭和2年)執筆家であります。
彼は、儒学者の家に生まれ、洋学もやるようにと言う事で、早期英才教育で、漢籍、ロシア語も英語もやり、
新聞などの懸賞にも当選、二十歳には、英字新聞の論文にも当選、懸賞で、アメリカ探訪します。
その折に縁をえて、報知新聞の客員になり著作活動いたします。
有名な「食道楽」(くいどうらく、のちにしょくどうらく)は百道楽としての企画のうち
4部(酒道楽、釣道楽、女道楽、食道道楽)の最期で、こののち彼は断筆、グルマンとして生きます。

食道楽の内容は、主人公、お登和さんが料理を作り、物語が、進みます。
道楽をたしなめ、お酒での健康被害を話し、、正妻以外に愛人をかこう事もたしなめる、
種類六百の料理と食材、作り方、注意点など、今、読んでも大そうに面白く、
暑い夏に、西洋松露って??ゲ~~ぇ。トリュフ?この時代から?
そして、のちに、宮中晩さん会のメニューなど取り寄せて眺めてみたりの中に見つけたり。
「一冊で百倍面白い!」どこかの宣伝につかえそうな言葉が飛び出る、
春食道楽 
「小児には德育よりも、智育よりも、躰育よりも、食育が先き。躰育、德育の根元も食育にある」
彼の言葉です、その言葉の通りの啓蒙的な愉しみの多い物語です。

では、食育基本法が、また食育啓蒙雑誌が必要な時代とはどういう世相だったのでしょうか?
それが必要だったから生まれ、雑誌は、人々のニーズにあい、心とどろかせて、もてはやされる。
人々は、本来の、自分が大切にもされ、人をも大切にして、健康で、笑顔の絶えない生活を望んでます。
「私は、今,満足してる}と言う方も、ほんとう?

豊かさとは?
人との競争の中でしか、自分を確認できない人を大勢見ました。
一緒にいるのに、決して共感できない人々。
寂しさで、ヒステリックに他人をきづつける人。弱くあさましい。
人と比べて至らないとしょげ、比べて優位だと、襲い掛かるようになじる、
まぁそこまでの幼稚な人ばかりではないですが。
TVの、雑誌の、会社の人の、隣の奥さんの言ってる、漠然とした話に、根拠もない理想をつくり、
自分を押しこめていませんか?
自分であるか?
あの人よりも自分は上だから安心、何をもってそうおもえるか?
それは、世間や、自分が作る檻の中に自分から入る弱虫である。
自分が今、あることが幸せであるか?
檻に入ったものに、能動的な自由はない。

自分は、いま、心から楽しい、輩に、また、育ててくれた人々に感謝して孤独を保ち、能動的な自由を満喫してる。
誰に話すこともないが自分が知ってる。そして、他人を思える。そういう幸福は、穏やかである。
豊かでないから、人はそこに入れずに飛び出し、乞食の様に求める。
精神性の豊かな人は静かだ。

独りでも孤独でない。
本の中に盟友を持つ者も在れば、
新鮮な食材の中に、百の可能性を見出すものもある。
疲れた仕事を忘れて、料理に向かう、その創作の喜びが、栄養だけでない世界を広げてゆく
一つづつが、自分の自信となり食だけでなく、心の飢餓感が埋まってゆく。
hippoponはゲームはしないけれども、ゲームをして何がえれるか?達成感と言う喜びではないだろうか?
架空世界ではあるけれども出会いもあれば、冒険もあるし、乗り越える勇気も。
現実の世界の厳しさを一時忘れる。自信を積み、ちょっとした満足。
絵画を描くもの、ガンプラ、素敵な作品など、この世界で、沢山見ました。
達成感の喜びを皆持ってる。満ち足りた時間を持つ人の優しみをありがとう。
集中し、楽しむ事、それが継続することは人の喜び、千差万別の喜びを見る。豊かな世界が広がってる。

他人との比較でしか、自分の幸福感を得れないような人は貧しい。陳腐で結局は他人がない。
億万を積んでも、知り合い百人できても虚無の城の囚われ人。自分が作ってる孤独である。

哲学者は、「われと我から、汝とわれへ、、」という。
❁マルティン・ブーバーの「汝と我」について、hippoponは、力がないから語れない。
ご興味のある方は、ご自分で、、、20世紀最大の哲学者。

他人がいて初めて仁がうまれる。
そして、そこには、確固たる自分があること。
ダリ聖アントニウスの誘惑
青年はそのためにダリの聖アントニウスの誘惑のような世界を旅し、自分を見つける。
それはまた、生命があってできる営み。

さて、明治期の世相に、大いに拍手を頂いた「食道楽。」そして食育基本法。
人の生きる、、の基本。食。そして、幸福感について、

今宵は、これまで。後は皆さまの世界の中で、、結実を。

これから輩と食事です、彼等の生きると、我の生きるが重なる2時間。
同じ食卓を囲む喜び。
まずは、顔色を確認。そして、食と共に人生を語る。
共に喜ぶ。共に居る。語らずとも必要な時間。
豊かな食卓、本日の、メインディッシュは、友情です。
友情君は、千鳥ヶ淵の桜をめでてた
饅頭たねや 桜 たねや 桜饅頭
「歩いてゆく」
「え~~。江戸時代の武士みたい」
歩いて茶室を訪れた昔の人は、先ずは?白湯の御もてなし、水分から、、。

人は一人で生き抜きます。
けれども、そこにともがらがいれば、それは、それは、豊かになります。ありがたいことです。
御もてなしの心は、こんな宵にも。

日本の法律、
「生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と
 豊かな人間形成に資することを旨として、行われなければならない。、、。」

愉しい食事は、愉しい人生を運んでくる!


コメント

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[C128] ありがとうございました

涙が出るほどわらえます。
静かな部屋で、妖怪笑い女になってしまいそうです。ありがとうございました。
  • 2014-03-31 16:46
  • hippopon
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[C130]

こんにちは(^_^)/
いつもありがとうございます。
元気になってきたみたいで、何よりです。
少しずつでも、前進していきましょう!!
  • 2014-03-31 19:03
  • maruna3
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[C132]

食は、命を作るものだから大切です。
食をエサと思っている人もいるのも事実です。
その人自身の価値観だから、否定する気はありませんが、ちょっとそれは寂しいなぁっと思います。
  • 2014-03-31 19:53
  • ジュリアルーシュ
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[C134] まるなさん

ありがとうございます。
突然の失速とかもあり、参りましたものね。
お気遣いありがとうございます。
今夜は?何を頂いたのかしらん?(#^.^#)
  • 2014-03-31 20:25
  • hippopon
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[C135] ジュリアルーシュさん

食べることは生きること。
どんな生き方をするかが自由なようにいかようにも。けれども、活き活きと生きるとしたら、活き活きとしたものを頂きたいかと。

食べ物が変わると、胆力が変わるようです、感じ方とか。瞑想のための禅僧の食事も、今の御粥とはちと違ったようです。食材の生命観が違うようです。
  • 2014-03-31 20:34
  • hippopon
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[C136] いつもありあがとうございます♪

こんばんわ(^^)
いつも密かに読ませていただてます♪

食事大切ですよね!毎日体を作ってくれるものだから良いものを美味しく食べたいです!
私は食べたいと思うものを思った時に食べるようにしています!体が欲したものを与えることが肉体的にも精神的にもよいかと思って♪ただし過度にはとらないように!

そうそう、以前いただいた拍手コメントで転勤のお話がありましたが転勤はありません(^^)実は転職してまだ3年目なのです(^^;

今後もお願いします(*^_^*)
  • 2014-03-31 22:22
  • keisuke
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[C137] keisuke さま

こんばんは、
東京は桜が咲き、温かになりました。
一斉に花が咲く北国の春。もうじきですね。
楽しみにしております、
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
  • 2014-04-01 01:55
  • hippopon
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