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Gresham,君!我、良貨たらん!

悪貨は良貨を駆逐する
グレシャム Thomas Gresham トーマス・グレシャム
悪貨(金貨。人、意見、意欲)がはびこって良貨、、、優秀な彼らが駆逐されてしまったら、どうするか?
立て直すしかありませんね。
だめな人がはびこるなら、そこからまっとうな人がドンドン逃げるのがコミニティー。会社。社会。
先ずそれを犠牲をはらって駆逐する英断が必要。

徳もない、能力もない人が、棚から牡丹餅のようにお金を稼ぐとしたら、若者はそのようになりたいと思い、
自分の技量、人格形成、能力の開発、研究、勉強をしなくなる。
感じがよければ、商品の説明もろくにできない人が営業成績を上げて、お金まわりがよくなると言うなら、
営業は、皆、整形手術をし、体を鍛えて、歯を白くする。お気軽ライフの出来上がりぃ~。

ある大学祭で、
「お姉さん。買っててよぅ~~っ」と、男の子達に囲まれたことがある。
帰国子女、親は大変な思いをして、語学をやった人々の子供たち。
背の高い、イケメンになるのかしら?は、英語はしゃべれても明らかに品性、知性がない。
「お兄さん、買ってよぅ~」それはある国で、耳にした、娼婦のたどたどしい日本語。
初めて聞いたその言葉にショックだった。
あの時と同じ衝撃がはしった。
残りかすの屑の野菜とうすい小麦粉でそれでもまだ売りたくて妙なものを妙な値段で、大人をだませると売りつけた。
彼らは、大学を代表して、モラルハザードの烙印。
娘などあろうものなら、絶対にやりたくない。
あの敬虔なカソリック校は、いったいにどうしたのだ?、隠微な感じが否めなかった。
今、系列の学校も寄り付きたくない。

昔は皆が、猛勉して、はいりたがった。そこには「知」だけでない高い「徳」の交流があると信じて、
あこがれる人々は、頑張ったものだ。
学校の先生が、カタカナの英語を話し、まったく通じない発音で四苦八苦。
私など出来なけれど外人のいる学校にいると羨ましがられた。
彼女がテープを常に話さず、頑張っていたのことなど思い出すと、またそのお母さまたちの熱心さを思うと
痛ましく、腹までたった。
悲しみの聖母 悲しみの聖母
その大学では、チームに入れないと取り残されるようで、そこの女子大生が、にこにこと、
「入れてもらえた。」
「それで、、彼と海外旅行に行く、お金持ちで、、」と話すのを気味悪く聞いてた、
彼の性質、能力の話には及ばなかった。
なんでも丸抱えで旅行に行くと言う。(それてっ?)
「結婚なさるの?お父様たちなんて?大丈夫?学生がやるようなことと思えないんだけれども、
自分の力がまだないのに、父親の事を引き合いに出して、金持ち面してるなんておかしい。
お金がある人はそう行動しないと思うわ。
ちゃんとした親がいるなら大事な他所の御嬢さん連れまわすようなことさせないと思うけど」
次に会ったとき、
「男捨てたんです、、」男性に、欲得で近づくような下品な代償。慰めの言葉もでず、溜息ばかり。
「男」と言う言葉がすべてを物語ってた。いったい、大学に何をしに行ってるのか?
学生の質の低下は世相の低下。

大学祭では、僕は雇いたくないな、、とご一緒の方。
そう雇わないのが賢明。
悪貨ははびこる。会社の精神性を乱す。
未だ良識のある人々が上にたつような会社が多ければ是正もできよう。
悪貨は、立場を乗り越えて、自分の考え方が通ると思うからはびこる。
孤独に、ノーを言い、自分の理性、育った環境、父母の思いを流されずに貫けばいい恋愛も出来たろうに、
彼は。お金持ちの、、帰国子女で、、会社経営、
ドラ息子、パパの会社潰すなよ。中小企業は、つぶれたら、一族の生活が根こそぎ持ってゆかれる。
バカ息子、ちゃんと勉強しろと、見たこともないドラに心の中で悪態。
余りに些末である。

では、ものつくりは?
ものつくりには、懸命に求めないとならない、下働きが弟子になり工芸家に、、そこからが、もっと大変、
芸術をうむ。
人が、ダイレクトに感動できるもの。
活きる張り合いになるものを産む。大業である。
そしてわずかばかりのそういう人の作品を買おう。
いいものを作っても、玉石混合にされて、ダダクサに売られるとしたら、そこで高みを求めることは困難である。
よほどの精神力がないとならない。自分の求めえるものを作るために生きてることを忘れてはならない。
売れない、、低賃金、レベルの高い労働、いとわずに求めれなければ人を感動させるような迫力は持てない。

ある時に茶道具も並ぶ展覧会に行くと、着物の妙齢なご婦人が、入ってこられた、どうやら、同好の士。
連れが、男性でも茶をするとわかると、
頑張ってください。貴方のように男の人が本来はやっていた。しっかり頑張ってください。
近頃の、茶道具作りもろくでもないものばかりに値段を釣り上げて、慢心してる、こんなではならないと、
握手をして演説。他流派の先生だったけれども、力強い。
自分だけは、「流されまい」と思ってるとはっきり言い切る。。
「貴方、利休さんは、、命を懸けたんですよ、ちゃんとやらないと、、」
さっき見てきた唐津の窯の展示会を教えてさしあげると、
ちゃんとしてるものがみたいと、風のようにさっていらっしゃった。
中里隆 湯呑 中里隆 
彼女もまた、死ぬまで高みを求めてゆくのだろう、、一期一会の印象の強かったこと。
時折思い出し勇気としてる。この空の下にはそういう人が、まだ生きてる。頑張ろうと思える。

お金儲けのために、派手に宣伝、偉い人の名前を使って、権威づけにして、
ほとんど教えないで、お金を巻き上げるような茶も見た。
悩みのふちにいた時に、
ニコニコと「それは、お商売の人だから」と言い切った人があった。「お茶をしてるのでなく商売してるの!」
彼らに対するはっきりとした蔑み、そしてにこやかにおおらかな茶の湯の喜びをかたってってくださった。
目が覚めるようだった。
他流派の中にも勉強になることがる。
こんな本もありますよ。とお話してくださった。
彼女とも一期一会。
心強かったけ。

では受け取り手は?ものを見分けることは、先ず感動する心を柔らかくしないとならないと思う。
何も感じないような人にいいものは見分けれれない、
一部の仕掛けによる流行に流されて、
対価に見合わない散財のために、労働し続ける事になる。

本当においしいスープの一杯は、それを目指す心ある弟子を奮起させ、
食べ手は、それを得るために、労働意欲を掻き立てさせる。
本当にいい仕事は、心あるものを感動させる、納得をさせる。
出会いは難しくなったけれど、必ずある。
見つけれないだけだ。求めないだけだ。
そして自分もそうあらねば。
「悪貨に負けずに、良貨たらん。」

そして、立場のある人々は、組織を整えて、良貨が活き活きと出来る様に、辣腕をふるっていただきたい。
真摯に取り組む姿勢、そしてそれを守れる社会づくり。
グレシャムは、見事に金融操作手腕を発揮し、負債の大部分を清算。
1559年にエリザベス1世からナイトに列せられる。
為せば成る。
エリザベス一世
為政者諸君また、社会人諸君、君、一人の誠実が、社会を動かす。
御婦人方、まっとうな子育ては国家の事業です。
微風なれど、さわやかな風とならん。

「流されまい」
「貴方、利休さんは、命を懸けたんですよ!」風に乗って声がよみがえるようである。

くしくも、一昨日は利休忌だった。彼の命の滾りが400年を超えてやってきたような春の宵である。

コメント

[C106]

人の質も職場での質も落ちてます。
楽な方、楽な方に流れてますから、
それがカッコイイとかカワイイとかになるんだと思います。
特に集団になると多いですね。
  • 2014-03-29 09:19
  • ジュリアルーシュ
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[C107] ジュリアルーシュさん

文化とお金と人の質は高きよりシモにながれる。
押しとどめようがない、
悪貨をいれない。そうすると楽だけれども。
その方法がはびこると社会は硬直する。
有効手段は、リセットなのかしらん。
いやバランスの取れる人が大切。

知り合いの診療所で、スタッフ全とっかえして建て直してことがあったっけ、、。
勇気がいることだったと。まっとうに仕事して、チャンと家族を。
どうしても、つぶしてはならない、、
仕事しに来るんでなくて、遊びに来てる人が、仲間つくってはびこって、、と苦労話をちょっとうかがったけれど、

中庸の人、、うらやましい。

バランスとっていきてゆくのって、むずかしい。
私、デコボコだから。
  • 2014-03-29 15:33
  • hippopon
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[C108]

>悪貨(金貨。人、意見、意欲)がはびこって良貨、、、優秀な彼らが駆逐されてしまったら

昨今の世相を考えると,二の句が告げない言葉です。
しかしいつも必ず少数ながら,新垣氏のように真摯に活動する人がいるものです。
  • 2014-03-29 22:52
  • ロックオン隼人
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[C109] ロックオン!

ご訪問ありがとうございます。
ところで、新垣氏って??
ロックオンの記事見たらわかる?

これからお邪魔します。
  • 2014-03-29 22:57
  • hippopon
  • URL
  • 編集

[C110] いつも見て頂き有難うございます。

コメントしていただき有難うございました。

よく物事を洞察ざれておられるのですね。
いまの読解の無さ、洞察どころか観察すら利欲の事以外には遣えず、性を問わず一人の人として向き合う事すら出来ない世界になっており、知性も理性も磨く事から遠ざかる方が多く、誰かの理論理屈のみの伝導のみで、自らの言葉だと思い込む方が多く、衰退を見ぬ振りしてごまかし続けていますね。
誰にも奪う事も汚すことも出来ないものは、自身の内の付加価値のみです。(私感を抜きに洞察し得られていく、掴んでいくもの)
よりご自身に磨きをかけていってって下さい。
陰ながら応援させていただきます。
  • 2014-03-30 00:12
  • raghu
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[C111] raghu

心からありがとうございます、
少し前に、可愛いアイドルさんたちに大笑いして、戻ってきたところです。

何も残さずに生き抜くことが禅的には美しく、キリスト教的には自己犠牲。

それでも、生きてる事を書いておこうかと。
ありがとうございます。心から。
  • 2014-03-30 00:53
  • hippopon
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[C1930]

高校生の時に、大学とは精神の貴族のゆくところであると言うフンボルトの言葉を聞き、以来ことあるごとに口にしてきました。
ここでも貴族は悪貨に駆逐されてしまったようです。
  • 2014-09-11 10:56
  • MK
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