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座禅蛙画賛 仙厓義梵

座禅蛙画賛 仙厓義梵

昨日は職人が営々とつないできた技術のお話を虎屋さんを例にとって話しました。
アメリカ建国より、そこにある正徳元年からのお菓子のほうが古い。そういう我が国。
一代限りでない受け継がれが誇りをつなげます。

           虎屋 水仙 巌の花      葛製 白餡入 水仙巌の花 正徳元年 1711年~


職人の技というなら、一番古い匠の伝統は、、578年からの会社があります。
聖徳太子の御用で、四天王寺を作った株式会社金剛組です。
日本の建設会社で、現存する世界最古の企業です。
2013年10月28日、39代目金剛利隆氏が後継者不在のまま89歳で死去。
宮大工の1年の安全を祈る神事「手斧始め」が、当主不在のまま行われたそうです。
ちょっと今は残念ですが、、長い歴史からしたら大した問題でもないはずです。

          四天王寺 講堂  四天王寺講堂

日本には代々、営々と守られた組織や技術がありましたが、パーツで人を使う昨今すたれてゆくのは惜しいです。
パーツで人を使うやり方が長い歴史では珍しいのであって、
修行して一人前になる社会が厳然とあって、いいものを使う、いいものを大切に使う風潮に戻れば、、
長い歴史の中の数パーセントの揺れでしかないですね。

さて、今日は、求道者に語る禅画 。昨日の仙厓義梵和尚の禅画のお話。

             座禅蛙画賛 座禅蛙画賛(座禅して人か仏になるならば ) 仙厓義梵 出光美術館所蔵 

蛙が座ってるその右側には「座禅して人か仏になるならば」とかかれてます。
蛙の座ってる姿は、座禅してる姿ににてますね。
座禅の形をとっても蛙には悟りは開けません。
人も、形だけ座禅をしても、蛙と同じで悟りはひらかれないということです。
求道希求の精神があって、拓かれる。

慢心したときに、可能性があった悟りの道は閉ざされます。
道を求めて無ければ、、それは形式だけの事で、なんの実もありません。
にやっと、笑ってる蛙に馬鹿にされてしまいます。

師匠を乗り越えて、新しい境地を生み出してゆく強さには、まず、、求めてやまない修行の心。
やめた時が終わりで、継続し尚且つ形骸化しない。

幾世代も幾世代も子供を青年に育て、一人前にしてきた組織力、教育力。
道を求める過程は、どの分野でもこのようなものではないでしょうか?
時空を超えて同じ道を目指す人に挫けない力を与え続ける力。
親子の命の受け継ぎにも似てますし、何十代の精神の伝播にもにてますね。
愛し、子に恵まれ、巣立たせ、老後をつつがなくくらし、受け継がせてゆく、、、
生きる姿勢が伝播してゆきます。
祖先の遺品に触れる、墓参するときに、時空を超えて温かな魂を感じる。
精一杯生き抜き,範を示そうと、それは、幾代も時代に試されても生き抜いた人々と同じだけの苦労。
乗り越えられないはずは無い。

         指月布袋画賛 指月布袋画賛   仙厓義梵 出光美術館所蔵 

十牛図の最後は布袋の姿です。
悟りを得た修行者は自分は特別な存在ではなく本来の自然な姿に気づきます。
森羅万象 悟りも呑み込み、市井に出て 子供たち、、(求道者)と戯れます。
弟子を育てて最後となります。
弟子が育たない師匠は、、ダメ師匠です。

技術や家業を受け継ぐように、魂の受け伝えがあります。
修行よりも成功よりも難しいのは、次の世代に受け継ぐことではないでしょうか?

修行に入って、一番困るのはできたつもりになって慢心することです。
蛙はそれをけろけろと笑います。
一人前になろうとする時期、独り立ちした時期にこそ、一番 己に厳しく一層の修行をしたものが高みを見ることができます。
特に、若き ものづくりに、、ご紹介したい禅画です



23日5.6km 夜ウォーキング、5.0km(思わず5キロコースできました。)買い物0.6km
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出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m

コメント

[C15800] おはようございます。

和菓子・羊羹の話です。
「金が多く満ように留まっていく」との願いを屋号にした「金多゙留満」(多に点々の濁点に注目)という明治45年創業の和菓子店が富士河口湖にひっそり?あります。
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1283.html

 義梵和尚つながり話でなく、すみません。


  • 2016-08-24 00:55
  • 遊助320
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[C15801] 遊助320さん

おはようございます、
世の中にはいろいろな商売があるんですね。
  • 2016-08-24 11:06
  • hippopon
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[C15802] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C15803]

あたしは、末っ子長男で、子供の頃は、親の面倒を見るのが、プレッシャーしかなかった。

だから、家から離れられる二人の姉が羨ましくも思いました。だから、そのプレッシャーから解放されたいって気持ちが、女装とも関係あるかも知れません。

それで、三十代半ばあたりになってからかなぁ?

親が老けて見えて、面倒みなくちゃなぁ……と思えたのは。

職人の技にしろ、親から受け継いだ血筋にしろ、受け継いでいくってのは、動物にはない唯一、人間にしかないものですよね。

  • 2016-08-24 12:18
  • 朋子
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[C15805] 朋子さん✨

惣領はどこでも大変。
先祖からの派閥まで受け継がないとならなし。
何しても舌出しておけばいいような立場の人とは違うから。
お嫁さんでもかまどの下からもらうな!とか、いうけど。
厳しく育つし、そうでないと、受け継げない。
先代を乗り越えないと先代の分はてあまいになる。
広げるのは簡単でも管理し撤収しは難しいのよ。
だから堅固な跡取りは、設備とおしより事業なのよ。
バカ嫁にバカ息子育てられたらいっかのおわり。
養子でも取ったらいいかもしれないけど。
人物はなかなかならないしね・

親は、今目の前の家業と育てと夢中に厳しくする
それはもちろん親自身にもかしてるわけで、
おためごかしばかりで生きるのは20年はできても200年はできない。
親と立場が逆転して来たら、結婚、子供も考えるに及ぶことかもよ。
迷いから決断へ、の季節が来るのかもよ。
信長だってバサラやってた。今をうんと楽しんで。
そして、家長と言うことに対峙する。

人生は人のためにあるのではない。
けど人に支えられて生きてきたのは事実。
納得いくまで今を楽しみ尽くせば迷いはきえるとおもうけど。
自分が何者か?
見えたらいろいろな判断はすっきりとし、早い。
案外このままがバランスと思う結論で、何がなくなるかというと、迷い悩みがなくなる。
こだわる姿勢。すがすがしいとおもってるの。

そうね、、人間だけが受け継いでゆくのね、だから
発展できたのね。
相変わらす、、はっとする、、「朋ちゃん」は私にとっては
男性名詞なのよね。
  • 2016-08-24 13:04
  • hippopon
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[C15806] 15802さん

誤字間違い、、
はりつけなおしますね。

どの規模の企業でも後継者の問題が一番。
変わりがいない。
判断する人は、チンピラがいちゃもんつけて意見言うようなことではならないから、
チンピラは、文句批判ばかり、皮をきるだけでしょ。
受け継ぐ人の判断力は、中の肉を切って 皮一枚 残すような判断。
つなげるんは作らないとならない。
もちろん政治的判断もそうであって、子供のころからの教育がものをいう。
知らない人は、平気で揶揄してきづつけて自分が偉いと
背伸びよりもっとひどい暴挙やるけど、
採用はその質と能力をみる。
ダメな人はダメなように使う。それが企業。
イエスマンの言いなりになった時に終焉をみますね。
小さくとも自己判断で進む。
それが確実だとおもう。
よしんば30年生き延びても、企業は確実になくなるか、
売り払われる。
手堅い礎は、なかなかできないけど堅牢。
いい経験でしたよ。
自分が起業するときに、やくにたちますよ。
派手な切込みでもダメな人間はまず排除。
おかしな人にかき回されて、城から兵が逃げる
ハードは残ってもソフトがのこらない。
屑ばかり最後の宴会をする。
会社は生きるか死ぬかの生活の糧、
屑ばかりと仲良しごっこしても潰れます。
トップの姿勢が大切です。
有象無象に皮切らせて、肉を切る、、立ち合いではね。
2016-08-24 12:44 hippopon
  • 2016-08-24 17:11
  • hippopon
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[C15807]

悟りにたどりつくまで、道のりが遠い気がします。
もしかして、悟らず一生終えるかも、わたしの場合。
  • 2016-08-24 18:50
  • ジュリアルーシュ
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[C15808] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C15809]

金剛組の歴史の長さは
圧巻ですよね。
よくぞここまで受け継いできた、
という気がします。
これからも歴史をつくっていくために
経営だけはしっかりしてもらいたいです。

[C15810] ジュリアルーシュ さん

息遣い、センス抜群、バランス感覚よく魅力的。
悟る必要なさそうですよ、、ww
どんな方だろうかと想像してます。
  • 2016-08-24 20:23
  • hippopon
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[C15811] 15808 さん

これね、、、ほかのバージョンもあってカエルがいっぱいかかれてるの。
ほのぼのしてしまいますよ。
血のつながらない大叔父が禅宗の学僧で、、
こういうの見てると思い出すこといっぱいあって。
人間はなんとはかないものだろうと思うの。
だから、好きなうなぎ食べて、100までがんばるぞ、、ともおもう。
ご訪問終えたら病人続出で、入院が3つも。
快癒を願ってお宮でいのらねばね。
お宮、2キロ先なの、往復4きろ、平気!ww
  • 2016-08-24 20:29
  • hippopon
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[C15812] yujiさん

金剛組は 高松建設の孫会社に吸収されたけど、
ティシュペーパーの3分の1まで削る神業は健在。
技術は延々として滔々として存続してます。

「金剛組をつぶしたら、大阪のはじや、、」って。
心意気。
だんじりの部品整備もしてるはずですよ。
お宮はコンクリートでなく、本物志向で、、とおもいますね
聖徳太子は大工の神様、四天王寺、法隆寺、を作りました。そしてそこにいたのが金剛組でした。

決して負けないなにわのど根性、私は信じてます。
  • 2016-08-24 20:46
  • hippopon
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[C15813]

hippopon さん

こんばんは
指月布袋画賛   仙厓義梵
仄々とした絵
自分でも描けそうな気がしますが
描けないでしょうね。
  • 2016-08-24 22:01
  • しろ
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[C15814]

こんばんは。
最後の一枚は
何かほっこりしますね( ´艸`)

[C15815] しろ さん

こんばんは!
しろさんオリジナルの禅画をかかれたら??
ほのぼの龍もスケッチなさって、、
あの竜、かわいい顔してますよね。
今日は少し早く出てこれから距離出します。
暑くて、体はまだ行きたいけど、、歩けないですねぇ~。
金糸瓜のデセール近々にだします。
  • 2016-08-24 23:14
  • hippopon
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[C15816] ひろりんさん

最後の絵、すごくかわいいでしょ。
大伯父はへのへのもへじを教えてくれたの。
泣き笑い怒りの表情も工夫して、、4文字おぼえて、
筆の持ち方も。たのしかた。
ず~~と昔になっちゃったけど よく覚えてるの。
胸の中に彼はまだ生きてる。
布袋の心で教えてくれたのよ。悟りをひらいたおぼうさんだったのよ。

お風呂場で、スポーツウェアーさっさとあらってしまいました。
距離出してお風呂入らないと、さすがに、、あせだくでした。
  • 2016-08-24 23:21
  • hippopon
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